レディーボーイに恐喝！バーに駆け込んできて『1000B貸してください』

プーケットパトンビーチの夜の街バングラロードはレディーボーイが沢山います。すべてとは言わないけど問題が多くトラブルの原因になることも多々あります。町の立ちんぼ、バーやゴーゴーにも沢山混ざっています。沢山の日本人の方が女の子だと思いレディーボーイと連れ込み宿に消えていくんじゃないかなと思います。

『ウメさんですか？１０００B貸してください』

お盆休みも終わり日本人の観光客も少なくなった頃、深夜常連さんとサンドバーで盛り上がって一緒に飲んでいたウメです。

突然！知らない日本人の若者一人がバーに駆け込んできて『ウメさんですか？１０００B貸してください。』と背後から声をかけられた。

常連さんもウメも周りの女の子もの何の事かわからずビックリしました。笑い

若者『お願いします。貸してください！』

ウメ『あの！？　どちら様ですか？　前にお会いしましたか？』

若者『あ！いえ来たのも会うのも初めてです。１０００B貸してください。』

走ってきたのか？汗をかき、今にも泣きだしそうな顔をしています。

ウメ『どうしたの！？　いきなりお金貸せと言われても、、、』

若者『レディーボーイに脅されて、、、友達が、、、１０００B無いと、、、』

慌てているのか？言ってる事がよく理解できない、、、？

常連さんが、、『君、、いきなりお金貸してはないでしょう？』と言うと、、

若者『お願いします。１０００B貸してください！』

もう１０００Bの事しか頭の中に無いようです。笑い

１０００Bくらいいいかと思い。

ウメ『貸さないことも無いけど君がどこの誰かも分からないしホテルはどこ？　日本円はホテルに置いてなあるの？、、とりあえずスマフォを置いて行ってください。１０００Bかしますから』

若者『スマフォもレディーボーイに取られて、、、友達が、、』こんどは友達が心配になってきたようです。少し考えて、、いきなり財布の中から学生証と免許をだしテーブルの上に置きます。

『これで、、、』もう今にも泣きだしそう。

なんか店の真ん中で汗だくだくで泣きそうな若者をウメがいじめているみたいで、、、、笑い

１０００B貸してあげました。

常連さんと、、、

１０００B握りしめ走り去る若者を見送り、、常連さの方を振り向くと、、、

常連さんが『ウメちゃんあれ何？　貸したの？　どうしたの？』

それはそうですよね。目の前であんなやり取り見て１０００B貸したのですからビックリしますよね。笑い

『なんかレディーボート揉めてるみたいで！　これ担保に１０００B渡しました。笑い』

気分よく盛り上がってる常連さにも悪いので端的に話して、預かったカード二枚を見せました。

常連さん『OO国立大の医学部！か、、、』

ウメ『しょうがないですよ。困った時に知らない日本人の人が駆け込んでくる事あるので、、笑い。』

周りで見ていた女の子もビックリしたようで静かになってます。

ウメ『ハイ！この話は終わり、皆でかんぱ～～い！』と常連さんと女の子で乾杯します。

若者が戻って来て、、、

若者が友達と2人で帰ってきました。

今度は店の隅の方に連れて行き話を聞きます。

要約すると、、

『レディーボーイと分からなくてホテルに連れ込んだようですが事が終わり揉めたのか？言葉の食い違いか？わかりませんが追加のお金を要求されたようです。払えないとレディーボーイたちのボスを呼ぶと言われスマフォと財布の現金を取られたそうですが全然現金がたらなくて。そこでウメのブログは見たことがあり、サンドバーに来たこともないしウメとは初対面だったけど、、友人を残し一人が店に駆け込んできたそうです。明日帰るらしくもう現金は持ってないそうで、、、１０００Bもどうして返すかわからないそうです。英語は少し話せるみたいです。』

ウメ『どうするの？』

若者『どうすればいいですか？』

ウメ『どうするかはとりあえず座って考えて決まったら呼んでね、、、』

ウメにはいくつかの方法は頭にうかびますが、、、、

多分スマフォで検索して旅の情報や夜遊びの話など鵜呑みにしてあまり自分で考えていないようなので問題の解決策を自分たちで考えてもらうことにしました。意地悪じゃないですよ！

女の子がメニューを持って注文を取ろうと後ろで待ってますがそれを制して座ってもらいました。スタッフは働き者です。笑